いつものように休みの前の日には呑みに出るこのメンバー。
どいつもこいつも無駄に酔っ払っちまって情けねぇ。




とか思ってたら俺も酔っ払ってしまった。





優柔不断






「姉貴ぃ、もう呑めやせんぜぃ・・・」
「なぁに言ってるのよ、まだ若いでしょ、あんたは!」




真選組に入って来たは姉貴と呼ばれている。
きっと面倒見がいい気さくな感じとイザって時には頼りになるってんで
みんなが勝手につけたあだ名なんだろうけど。




今日、俺が酔っ払ったのはこののせいだ。
の妙な挑戦に乗せられてやたらとショットを繰り返したせい。
それなのになぜかは全く酔っ払ってる気配すらない。




「おい、。てめぇ、酒に強すぎんぞ」
「酒に弱い土方に言われたくないわよ」




そんな会話が俺の目の前で行われているけど
俺にはもう付いていく事すら出来ない・・・ 情けねぇ。




「・・・悟」
「ん・・・」


「総悟・・・」
「・・・・・」




かすかに聞こえるの声。
でも俺の意識がまだ虚ろなまま。




「襲うわよ?」
「・・・ へぃ」


「いいの?」
「どうぞ・・・」




いや・・・ なんだか知らねぇが会話がすごい事になってる。
それは分かっているけど理解出来ていない俺。




そしたらそのうち、なんだか気持ち良くなってきちまった。
酔っ払って気持ちいいんじゃなくて・・・ もっと別の・・・
一体どういう事になってんでぃ・・・
必死に状態を掴もうとした自分が状況を見て・・・ 驚いた。




「あ・・・ 姉貴・・・っ 何してやんでぃっ?!」
「いいって言ったじゃない」


「誰がっ いつっ どこでっ 何にっ?!」
「総悟が15分ぐらい前にここで襲ってもいいって」




そんな正気な顔をして答えられても困るんでぃ、こっちはっ
俺ってば椅子に座ったまま下半身真っ裸ですぜぃっ?!




「前から総悟の事を襲ってみたかったのよ」
「な・・・ な・・・ な・・・っ 何を・・・っ」


「どもってないで早く酔いを醒ましてくんない? 勃つモノも勃ってくれないから」
「いや、しっかり勃ってますぜぃ・・・ じゃなくてえっ」


「あら、そうなの? もっと硬くならないの?」
「もうちょっとしたら・・・ ってちょっと待って下せぃっ」




俺のをしっかりと手に握ったままそれを咥える
何か美味しそうなモノでもしゃぶるように俺を咥えてるその姿・・・
焦ってはいるもののその気持ちの良さに止めるという行動が取れない。




そして気が付いた・・・ 俺の腕が・・・ 動かねぇ・・・
よく見るとどうやら椅子の後ろで縛られてる様子。
少しだけ動かしてみたが全く意味がない。




「あのぉ・・・」
「・・・・・」


「お忙しいところ申し訳ねぇですが・・・」
「・・・ ん?」




おっとぉ・・・ 咥えたままのその上目使い。
こっちの方がドキッとしてしまうじゃないですかぃ。




「俺の手・・・ 縛ってどうすんっすか?」
「・・・・・」




呆れたように俺を口から出して俺の前に立ち上がると
椅子の腕置きに手を置いて俺に迫ってきた




「私がどうしようと総悟はどうにも出来ないって事よ」
「え・・・?」


「私が何をしても総悟は逃げる事が出来ないって事」
「はぁ・・・」




どう答えればいいのか分からない俺に向ってが微笑んだ。
そしては俺の頬を手で包むように持つと自分の胸を・・・




「ほら、ちゃんとキスしてよ、ここに」




顔を抑えられて逃げれない俺は素直に目の前に出された
の乳房にキスをした。するとの手が動いて・・・
俺の口がの乳首に・・・ そこにキスをしろと。




「分かった? こうゆう事よ」




俺は・・・ 完璧にのコントロールの元にいるってわけでさぁ・・・
悪い気はしない、でも・・・ いつもコントロール立場の俺には辛い。
俺を誘うを押し倒したくて俺の手が動こうと必死になる。




「どれだけ頑張っても無理よ?」




そう言ってが俺の上に座った。
よく見ればは真っ裸。
座られた俺はモノがの中に入りたがって硬くなったのを感じた。




「欲しい?」
「いや・・・ それは・・・」


「欲しくないの?」
「んな事聞かれても・・・」




今一素直になれない俺をくすっと笑う
いきなり俺から立ち上がると左足を俺の肩にかけた。
そして足の間から回してきた左手で俺の両頬を掴んできた。
気が付くと俺の口はが押さえ込んだ頬のせいで開かれている。
俺の顔は・・・ 見事にの足の間に引き込まれた。




見えるも何も容赦なく俺の顔はの足の間に埋められちまって。
驚いてどうしていいか分からない俺の頭をが髪の毛を掴んで動かす。




「ちゃんと食べてよ、舌を使うの、忘れないでね?」




ここまでされて侮辱された気分になればいいのか
ただ単に喜べばいいのかも分からない。
仕方がなく酔いに任せて舌を突き出した。




その俺の舌に合わせての腰が動かされる。
俺は時々息が出来ないほどにの花に顔を押し付けられる。
どんどん濡れてくるのはの愛液なのか、それとも俺の唾液か。
それすら分からないほどにの腰が俺の口の上で動かされる。




「総悟・・・ そこ・・・ そこ吸って・・・?」




言われるがままに丁度良く俺の口の中に入れ込まれた花芯を吸う俺。
「このままでいいのか・・・? これでいいのか?」
そんな疑問が頭の中を過ぎるけどそれを無視してに言われるがまま。
花芯を吸えば吸うほどの腰が動いて
俺は窒息するんじゃないですかぃってほどに顔を押さえつけられた。




「あぁ・・・ もうだめ・・・ 我慢したくない・・・」




その言葉を耳にした俺は挑戦された気がして
もっと強くの花芯に吸い付いた・・・ のに・・・




「とりあえずそれはお預け。今はこっちが欲しいの」




あっけらかんとそう言われて吸い付いたはずのの花が俺から逃げた。
残された俺はただ舌で転がしてやろうと思っていたせいで
舌を突き出したままの花を追うように首が伸びただけ。




そんな俺にはお構いなくは俺に背中を向けると
さっきから痛いほどにの中に入りたい俺の上に座りこんだ。
ゆっくりとわざと俺に見せるように先端だけを入れたり出したりされている。




「ねぇ、総悟」
「・・・ なんっすか」


「欲しい?」
「そりゃぁ・・・」


「聞こえない」
「・・・ 欲しいっすけど」


「じゃぁ、ちゃんと私にお願いしてよ、下さいって」
「いや、俺にはそれは・・・」




「出来ないならずっとこのままね?」
そう言ったはただ俺の先端に座っているだけ。
しかも締めをきつくしてみたりちょっとだけ緩めてみたり。
そんな事されたらこっちにだって限界ってのがあるわけでさぁ・・・




「あ・・・ 姉貴?」
って呼んでよ」



「ん? どうしたの、私の可愛いおもちゃ君」




可愛いおもちゃって・・・ ひどいじゃないですかぃ?
でも、なぜかその呼び名が自分でもツボを突かれた気がするのは・・・?




「ちゃんと俺の上に座って下せぇ・・・」
「座って欲しいんだ?」


「はい・・・」
「奥まで?」


「はい・・・」
「それからどうして欲しいの?」




が俺の方を振り向いてゆっくりと奥まで座っていく。
それが見えるようにわざと前に屈みこんでるくせに。
それでも俺の表情を確かめたいかのように俺を見ている。




「俺に・・・ 俺にを突かせてくだせぇ・・・っ」




人から懇願される事に喜びを感じる俺が
今はに懇願する事に喜びを感じているのはなぜだ?




ゆっくりと動いていたの腰にスピードがついて
自分のモノをが入れ込んでは出しての繰り返しを眺めてる俺。
この光景が堪らない・・・ どうしていいのか分からないほどにの腰を掴みたい。
それでも俺の手は思うように動いてくれず気持ちばかりが焦る。




「・・・ くそっ」




思わずそう声を出しちまった俺。
の腰の動きが止まって俺から立ち上がると体の向きを変えた。
俺と面して俺の上に座ってくる




ゆっくりと俺を奥まで入れたその瞬間のの顔。
快感だけを楽しんでいる悪女のような微笑。




そんなの唇に触れたくて思わず俺の首が伸びる。
でも、には見事にそれから逃げられた。




「私と・・・ キスしたいの・・・?」
「・・・ したいでさぁ」


「可愛い子ね・・・」
「そりゃど・・・」




言葉が終わる前に俺の唇はに塞がれた。
俺の唇も何もかも味わうようにの舌が動く。
それに絡まろうとしてもの舌は逃げる。
そんなキスを交わしながら感じるの腰の動き。




の腰を掴んで自分が思うように動かし
それを下から突き上げる事が出来たらどんなに気持ちいいだろう・・・
そんな事を思いながらその権利を持つのはだと思い知らされる。




情事が終わり俺の上に座ったままの
俺の背中に腕を回して縛ってあった俺の手を自由にしてくれた。
その瞬間、俺の腕はを抱え上げてその背中を壁に押し付けた。




「あら・・・」
「好きなようにしてくれたじゃないっすか」


「なに、今度は総悟の番って言いたいの?」
「・・・・・」




いや、そう聞かれると姉貴を前にちょっと引いてしまう俺。
みんなから慕われているこの姉貴を抱く事に罪を感じる。




「ったく・・・ 優柔不断ね、総悟は」
「・・・・・」




優柔不断ー。




その言葉は俺の中で何かを切り替えた。
いや、ただ単に自分自身に戻っただけかもしれねぇでさぁ。




だって気が付いたらの両手をの腰辺りで握って
別の手での体を壁に押し付けたまま突き出された腰を付き捲っていたから・・・









Under Another World・ANNA様へ




ドSを襲うドドSな姉さま、鼻血が止まらないよ…。
素敵な夢、そしてEROSをありがとうございました!!ANNA